証拠写真

2001年8月14日
ケンタッキー州 ルーイービルからエリザベスタウンまで

結論は、これです。

BMW K1200LT、ツーリング用の大きな美しいバイクである。高級車が2輪になっているイメージ。
比較検討したのはホンダのゴールドウィングという、やはり大型のツーリング車。
ゴールドウィングは、駐車場の中では若干安定していることと、走行中のおしゃべり用インターコムが標準装備されているところが魅力だった。
BMWは高速での安定性に優れ、すわり心地が若干良い。価格はほとんど同じ。

BMWのディーラーのほうが応対がずっと良かったことと、高速での安定性を買って決定。


さんざお世話になったBMWのディーラーのオーナー、ジェフ・クック。
もとは法律家だったのだが、バイクが好きで商売替えをしてしまったのだとか。誠実な人柄がにじみ出る応対。
「お客さんが必ず笑顔で帰っていく仕事なんて、そうたくさんはないですからね」と言い、BMWを売っている今が満足なのだそうだ。
彼のオフィスには、よく使い込まれた各天候用のウエアや、バイクに乗った写真がずらりと並んでいた。

住所のない我々が、登録や保険の申請を数日間で完了して、購入までもっていけたのはすごい。このへんの柔軟性がアメリカの良さである。


店の壁にあった、お客さんの写真。みんなニコニコ顔。
我々の写真もここに仲間入りした。



これは、すべての手続きを終え、レンタカーを返却し、
バイクの慣らし運転も終わって出発直前の我々の姿。午後5時半ごろ。
前日にあわてて買い込んだブーツとジーンズ、メーカーから電話で取り寄せた脊椎等保護パッド入りの皮ジャンなど、
服装の変化に注目。シュワーツの皮ジャンとヘルメットは、サンフランシスコに到着したらすぐ使うつもりで
スーツケースに入れてあったので、それをワシントンDCから取り寄せた。



夕暮れ。とりあえず、という感じで宿をみつけたエリザベスタウン。地元の人はイータウン(E-TOWN)と呼んでいるらしい。
一日目の移動距離、約45マイル(72キロ)。あっという間である。
エンジンがついている乗り物で移動するのが自然な国なのだと感じる。当然か…。


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